セカンドハウスで住宅ローンは組めるのですか?
セカンドハウスというは、メインで生活する住宅とは別のもう一つの住宅のことです。
住宅ローンは自分が居住するための住居のためのローンですから、通常はセカンドローンには使えないわけですが、最近では一部の金融機関でセカンドハウス専用のローンが登場したりもしています。
セカンドハウスに対する金融機関の対応はどのようなものですか?
セカンドハウスに対する対応は、次のようなもので金融機関によってまちまちです。
■資金の用途が一定の条件を満たしているのであれば利用することができる。
■メインの住居に対する住宅ローンがなくて、新規のローンであるのなら取扱いをする。
■セカンドハウスは生活のための住居ではないので利用はできない。
ちなみに、リゾート別荘やワンルームマンションのような投資性の高いものについては、利用できないところがほとんどのようです。
セカンドハウスローンとして利用できる場合はどのようなケースですか?
金融機関によっても異なりますが、セカンドハウスローンとして利用できる場合は次のようなケースです。
■公庫の住まい広がり特別融資では、「本人が週末などの余暇を過ごすための住宅」としてのケース
■子供が自宅から通えない遠方の大学に入学したため、下宿用のマンションを購入したようなケース
■自宅が郊外にあるため、仕事で遅くなったときに泊まれる都心のマンションを購入するようなケース
■現在の住居を残して賃貸に出すのだけれど、そのローンの借換えをするケース
セカンドローンの特徴と注意点はどんなことですか?
セカンドローンの特徴と注意点としては次のようなものがあげられます。
■一般の住宅ローンより基準金利がやや高めです。
■自宅のローンと二重に組む場合は返済負担が重くなります。
■物件の規模や利用可能地域による制限がある場合があります。
■マイホームに適用される住宅ローン控除や登記の税金軽減は受けられません。 |