居住用のワンルームマンションなら住宅ローンが利用できますか?
ワンルームマンションのように投資性の高い住宅は、住宅ローンを利用できないところがほとんどなのですが、居住用のワンルームマンションということであれば、公庫や民間金融機関でも利用が可能です。
そもそも住宅ローンというのは、自己居住用の住居のために特別に低い金利で貸しているものですので、投資物件には利用できないのです。
よって、居住用のワンルームマンションだからといっても、一定の広さがないと賃貸用等の投資物件とみなされてしまい、住宅ローンが利用できないケースがあります。
具体的な床面積の条件は次のようになっていますので、ワンルームマンションでもこれ以上の床面積があるのであれば住宅ローンを組むことができます。
■フラット35や住宅金融公庫融資では30u以上
■財形住宅融資では40u以上
床面積の計算方法はどのようになっていますか?
床面積の計算方法は、一般的には壁芯(外法)計算で判断されます。
自己の居住用ということであれば、民間金融機関のほとんどは、特に床面積の条件については謳っていないのですが、中には制限を設けているところもありますので、特に30u未満の物件については事前の確認が必要です。
賃貸用のワンルームマンションは住宅ローンは組めないのですか?
一般的に賃貸用のワンルームマンションの場合は、民間金融機関でも居住用の住宅ローンと同じ条件では利用できません。
具体的には、投資用物件のローンの場合は、居住用の住宅ローンに比べて次のようなデメリットがあるものが多いです。
■ローンの金利が高い
■金利タイプの選択肢が少ない
■収入や返済比率などの審査が厳しい
■返済期間が高い |