ボーナス返済はいくらくらいにしたらよいのでしょうか?
サラリーマンや公務員の人であればボーナスがありますが、多くの住宅ローンで毎月返済とボーナス返済の併用を認めていますので、これを利用すると毎月の返済額を圧縮することができます。
なので、ボーナスのある人の場合は、住宅ローンのボーナス返済は毎月の返済額を減らせるので無理のない範囲であれば利用するのもよいと思われます。
ただし、ボーナス返済は単独で利用することはできませんので、ローンのすべてをボーナス返済で処理することはできません。
よって、毎月返済とともに返済計画を立てることになります。
ちなみに、ボーナスの支給月というのは企業によって異なると思いますが、ボーナス返済をする月というのは、ある程度利用者側で設定することができます。
ボーナス返済はどのようなシステムになっているのですか?
ボーナス返済を利用する場合、借入金額(借入元金)を毎月返済の分とボーナス返済の分に振り分ける必要があります。
財形住宅融資やフラット35では、ボーナス返済の分は全体の40%以内で、かつ、金額は50万円単位で設定しなければなりません。
一方、民間住宅ローンの場合は、一般的にはボーナス返済分は全体の半分以内で、金額は10万円単位※になっています。
よって、民間住宅ローンの方がボーナス返済をより多く組み入れることができます。
なお、ボーナス返済を利用した場合、ボーナス月の返済額は毎月返済分とボーナス返済分の合計額になりますので注意が必要です。
例えば、毎月返済額が10万円でボーナス返済額が20万円だとしたら、ボーナス返済月は30万円(10万円+20万円)ということになります。
※50万円単位の場合もあります。 |