マンションを購入する際の注意点としてはどのようなものがありますか?
マンションを購入する際の注意点としては次のようなものがありますが、実際に生活してみてはじめて気づく不都合なことをいかに事前に予測しておくかがポイントになります。
■立地
■資金計画
■住宅ローン
■騒音
■駐車場の使い勝手
■エレベーターの待ち時間
また、マンションを購入した後、実際によくある生活上の不都合に気づく主な要因としては、「下見が不十分なケース」と「物件や部屋のイメージや見た目にとらわれてしまったケース」とがあります。
下見が不十分なケースにはどのようなものがありますか?
下見が不十分なケースでの不都合なものとしては次のようなものがあります。
■スーパーまでの距離は近いものの坂が多いため、荷物を持って帰る際には負担が大きく、思っていた以上に時間もかかる。
■マンションの前の道路が風が強いと落ち葉などの吹き溜まりなったり、雨が降ると水が貯まりやすい。
■一方通行が多いため、駅まで車で行く際に大幅に時間がかかってしまう。
■早朝や夜間における車や電車の通行などの騒音が大きかった。
■思った以上に部屋から建物の外に出るまでの時間がかかった。
物件や部屋のイメージや見た目にとらわれてしまったケースにはどのようなものがありますか?
物件や部屋のイメージや見た目にとらわれてしまったケースでの不都合なものとしては次のようなものがあります。
■台所にゴミ箱を置くスペースがなかった。
■見た目はすっきりしていた収納が、実際には必要なところになかったりサイズ不足だった。
■駐車場が機械式のため順番待ちとなり、通勤時にはかなりの時間がかかる。
■住民数に比較してエレベーターが少なく、通勤時に時間がかかってしまう。
■窓が大きいマンションを選んだため、カーテンが特注となってしまいコストがオーバーしてしまった。
■持ち込む家具の位置や置いた後の広さがイメージと変わってしまった。
上記のような事項すべてに納得のいくようなマンションを購入するというのはなかなか難しいですが、普段の生活を思い出しながらモデルルームでシミュレーションしたり、天候、時間帯、平日、休日などの条件の異なる日に何度も下見をすることで選択のミスというのはかなり防げるかと思われます。 |