マンションの構造にはどのようなものがありますか?
マンションの構造には、RC(鉄筋コンクリート造)、SRC(鉄骨鉄筋コンクリート造)構造という分類だけでなく、「壁式構造」と「ラーメン構造」とうい分類もあります。
「壁式構造」というのは壁全体が建物を支える構造になっているのに対して、「ラーメン構造」というのは柱や梁で建物を支える構造になっています。
「ラーメン構造」の場合は柱が出っ張るので自由空間が減ってしまいますが、リフォームがしやすいというメリットもあります。
マンションの構造の骨組みについての確認は、将来のリフォームをするうえでも大切になってきますので、マンションの購入の際には間取りだけでなく将来のリフォーム計画なども考慮して選択したいものです。
壁式構造のメリット・デメリットはどのようなものですか?
壁式構造というのは、柱がなく、壁などの平面的な構造材から構成された箱型の構造のことをいいますが、そのメリット・デメリットは次のようなものです。
■メリット
壁構造なので、柱などが部屋に出っ張らないのですっきりした空間が使用できます。
■デメリット
壁で支えるので間取りを変えるリフォームができないことと、大部屋(大空間)は造りにくいです。
ラーメン構造のメリット・デメリットはどのようなものですか?
ラーメン構造というのは、柱や梁で建物を支える構造で、建物にかかる地震力や風圧などを柱と梁で支える仕組みですが、そのメリット・デメリットは次のようなものです。
■メリット
壁構造なので、柱などが部屋に出っ張らないのですっきりした空間が使用できます。
■デメリット
壁で支えるので間取りを変えるリフォームができないことと、大部屋(大空間)は造りにくいです。 |