不動産広告を見るときのチェックポイントはどのようなところですか?
不動産広告の主なチェックポイントとしては次のようなものがあります。無駄足をなくすためにもしっかり確認したいところです。
■物件の特徴
■管理形態
■取引形態
■交通の便
■物件情報の新しさ
■周辺状況
■デッドスペース
■バルコニーの方角
チェックポイントの具体的な内容はどのようなものですか?
チェックポイントの具体的な内容としては次のようなものになります。
■床面積
税制の優遇などは登記簿上の床面積で判断されますので、記載されている床面積が壁芯なのか内法なのかをチェックしておきます。
■リフォーム
1年以内に行ったリフォームや修繕というのは記載されていますので、いつ何か実施されたのかを確認しておくと、今後のおおまかな計画が立てられます。
■図面
広告の図面というのは必ずしも本物と同じ尺度であるとは限りませんので、見かけに騙されずに実際の帖数で判断するようにしてください。また、間取りを見て、生活動線、デッドスペースがないか、柱の位置などをチェックします。
■物件概要
次のような点をチェックします。
・修繕費
・管理費
・駐車場の空き状況
・現況が居住しているのか空室なのか
・管理形態が常駐か日勤か
■最寄り駅までの時間
時間は「1分80メートル」で計算されていますが、これには信号待ちや坂道などは考慮されていませんので、記載されている時間よりも多くかかるケースがほとんどです。また、利用可能路線数についてもチェックしておくとよいでしょう。
■方位
図面があれば必ず方位が標してありますので、窓やベランダ、バルコニーがどの方向を向いているのかをチェックするようにします。このとき常に上が北を向いているとは限りませんので注意してください。
実際には物件を見てみないとわからないわけですが、全てを見ていては時間も手間も無駄になってしまいますのである程度のふるいをかけることも大切です。 |