中古物件はどのように探したらよいのですか?
通常、分譲住宅や新築マンションの場合でしたら住宅販売会社が物件を販売しています。
これに対して、中古物件の場合は売主である個人が不動産業者に委託し、仲介という形で取引されるのが一般的です。
なので、基本的には自分が住みたい地域の不動産業者をできるだけたくさん回ってみるというのがよいのですが、最近はインターネットでも情報収集ができますので、そこである程度絞ってから足を運ぶというのもよいと思われます。
新築物件と仲介物件はどのように異なるのですか?
■新築物件
新築物件の場合はデベロッパー(売主)と買主とで直接売買されます。この場合は、直接売買されるので仲介手数料はかかりません。
■仲介物件
仲介物件の場合は、売主が1社に専属して委託する場合と、複数業者に委託する場合とがあります。
売主が1社に専属して委託する場合では、委託された業者のみが情報を握っていることから、実際に足を運ばないと出てこない物権もあります。
一方、売主が複数業者に委託する場合には、どこの不動産会社でも同じ物件を見ることができます。
また、インターネットなどで広く公開されている物件の場合には、情報の更新にタイムラグがあるケースもありますので注意が必要です。
仲介物件の仕組みは、売主は仲介業者に物件の売却を依頼し買主を紹介してもらい、買主は仲介業者に物件の紹介依頼をし物件の紹介を受けるというものなので、売主・買主は仲介業者に手数料を支払うことになります。
不動産会社の仲介を利用する際には、仲介手数料がいくらでいつ支払う必要があるのかなど事前によく確認することが重要です。
同じ物件でも業者によっては取引形態の違いで手数料が異なる場合もありますので注意が必要です。 |