マイホームを購入した際に引越しで注意する点はどのようなところですか?
マイホームの購入の際には引越しはつきものですが、引越しには意外とお金と時間がかかりますので、できれば頭金とは別に引越し資金を準備しておくのがよいと思われます。
また、新住居の引渡し時期が決定した時点で引越しの手配を始めるなど、お金や時間を無駄に使わないよう、またスムーズに完了できるように計画しておきたいものです。
具体的に、新住居への引越しの際に特に注意したい点としては次のようなところになります。
■引越しの見積もり
新居を購入した時は、新しいインテリアや家具などをついつい購入しがちです。
なので、運搬などの引越し代だけで資金計画を立てると、思わぬ出費により後々のライフプランが狂ってしまうことにもなりかねません。
また、引越し代というのは、引越しの時期や荷物の種類によっても異なりますので、できれば早目に見積もりをもらって余裕をもった資金計画を立てるようにしておきたいものです。
一般的に引越し代としては、家具やインテリア代その他も含めて60〜100万円程度確保しておくとよいと思われます。
■引越し時期
3〜4月や秋口などは引越しシーズンなので、希望日や希望時間に予約がとれない可能性があります。
なので、できれば新住居の引渡し時期が決まった時点で早目に日程を確保したいところです。
また、どうしても日程が合わない場合ですが、そのような場合には引渡しや入居を早めてもらうことも場合によってはできますので、そういったこともチェックしておくようにしましょう。
■アパートや賃貸マンションから新居への引越し
新居の住宅ローン手続きや引越し準備に気をとられて、オーナーに連絡するのを忘れてしまうと賃貸の解約が遅れることで、住宅ローンの支払いと家賃の支払いの二重払いを余儀なくされてしまう可能性がありますので注意が必要です。
できれば、新住居への入居可能日が明らかになった時点で退去日と引越し日を決め、少なくとも1か月前までにはオーナーに書面で退去通知を出すようにしましょう。 |