住宅ローンの資金計画ナビ



中古物件の注意点は?

中古物件を購入する際に注意する点は何かありますか?

中古物件を購入する際には次のような点に注意する必要があります。

抵当権・賃借権の設定
抵当権が設定されている場合には、契約までにきちんと抹消されているかどうか、また売主と所有者が一致しているかどうかをチェックします。

特に、現在借家人が住んでいる物件は、立退き料など思わぬ出費が発生する可能性もありますので注意が必要です。

できれば借家人がいるかいないかの確認をして、もし借家人がいる場合には立退きしてもらえるのかを確認してから手付金を支払うようにしたいところです。

建築基準法・用途制限の問題
建築基準法や用途制限に問題がないかということについて注意が必要です。

例えば、建築後の用途地域の変更で建ペイ率や容積率がオーバーしていると、建替え時に現状と同規模の建物が建築できない可能性があるからです。

ケースによっては、市町村役場の建築指導課での確認が必要になるかもしれません。

設備・器具の欠陥
入居した後、壁にひびが入っていたり、給水器が使えなかったりではしゃれになりません。特に契約書に「現況有姿のまま」という記載がある場合には要注意です。

契約前に必ず確認して、修理が必要なところはリストアップして補修費用の負担や値引き交渉をしておくことが必要です。

また、設備は売主と買主のどちらに所有権があるのかを契約書上でしっかり確認しておくことも重要です。

建築時期
その中古物件がいつ建築されたかに注意する必要があります。

というのは、昭和56年以前に建築されたものは新耐震基準を満たしていない可能性があるからです。

また、資金計画の面からは、住宅ローンでは築25年以内、築年数+借入期間が50年以内、というのが要件になっているケースが多いからです。


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