保証料とはどのようなものですか?
通常、住宅ローンを組む際には、連帯保証人を立てる代わりに金融機関が指定する保証会社と保証委託契約を結びます。
保証料というのは、この際に保証会社に対して支払うものをいいます。
なお、保証料は、回収業務や代位弁済のための費用や人件費などに充てられています。
保証料の具体的な仕組みはどのようになっているのですか?
住宅ローンの借入者は、保証料を保証会社に支払うことによって、代わりに金融機関からの融資に対する信用を得ることになります。
保証会社は住宅ローンの借入をした名義人が延滞をした際には、代わりに金融機関に返済をしてくれますが、通常6か月延滞するとローン債権は保証会社に移ります。
ただし、保証会社が金融機関に返済してくれるからといって返済しなくてもよいというわけではありませんので注意してください。
今度は保証会社から取立てをせまられ、それでも返済できない場合には競売ということになるからです。
つまり、借入人にとっては返済義務の相手が金融機関から保証会社へと移るだけということになります。 |