リフォームでローンを利用する場合にはどのような流れになるのですか?
リフォームでローンを利用する場合には、おおよそ次のような流れになります。
■物件の設備や状況を確認して、おおまかにどの部分にどのようなリフォームをするか、リフォーム箇所や内容を確認します。
これらはだいたいの予算を把握するのに必要になります。
■マンションの場合には、管理規約で規制されていたり禁止されている条項の有無やその内容について確認します。
また、事前に届出が必要な場合には届出をし、その手続きについても確認します。
■リフォームの概要を決定して複数の業者に見積もりを依頼します。
これは、リフォームの場合、業者によって同じ内容でも見積もり、代金の支払方法、アフターサービスなど対応が異なりますので、複数の業者に見積もりを出して、その中から自分に合ったものを選択するようにします。
見積もりを複数の業者に出して比較することは、違法業者などのトラブルに巻き込まれることも防止できますので必ず行うようにします。
■おおよその見積もりが出たら、ローン候補を探し始め複数の金融機関に目星をつけておきます。
■見積もりの内容や業者の対応、資金計画から業者を1社に絞ります。
この際には、代金の支払回数や支払い方など資金計画についても打ち合わせしておくようにします。
■業者と詳細を決定し、正式な見積書の交付を受けて、目星をつけておいた金融機関に打診をします。
このとき、必要書類や審査承認までの日程なども確認しておくようにします。
ちなみに、仮審査が可能な金融機関なら申請をしておけば本審査承認までの時間が短縮できます。
■業者と工事請負契約を結び正式にローンの申請をします。
また、工事の残金を支払う日程に合わせてローン実行日を決定します。
■工事の完了と同時にローンの実行を受け、残代金を支払います。 |