保証料が無料のところはあるのですか?
最近では金融機関による住宅ローンの獲得競争によって、保証料無料を売りにしている金融機関も増えてきています。
保証料が無料のタイプとしては次のものがあります。
■証券化ローン
■保証会社をつけないで金融機関で審査のリスクをとるタイプ
■ローン金利込みにして、金融機関が保証料を肩代わりするタイプ
ちなみに、上記の保証会社をつけないタイプについては、返済を延滞した際には延滞金利がかかりますので注意が必要です。
また、デメリットとして事務手数料がが高額であったり、融資審査が厳格であったりするので、保証料が無料の場合にはなぜ無料なのかをきちんと確認し、リスクがどこにあるのかを明らかにする必要があります。
保証料が有料の場合、金額はいくらくらいなのですか?
保証料の金額は、基本的には借入金額、借入期間、審査状況など金融機関によっても異なります。
また、支払方法には次のような「外枠方式」と「内枠方式」があります。
■「外枠方式」
「外枠方式」というのは、毎月の金利に上乗せして支払う方式ですが、金融機関によってその金額に差があります。
■「内枠方式」
「内枠方式」というのは、契約時に借入全期間の保証料を一括前払いする形式のことで、毎月の返済と一緒に支払います。一般的には借入金額の0.2%程度です。
ちなみに住宅ローンで保証料を一括前払いした際、借換え時には残期間と残高に応じて約1か月後に保証料は返金されます。 |