担保割れ物件の買換えというのはできるのですか?
通常、マイホームを買換えする場合には、現在の自宅のローンを完済して新たに住宅ローンを組むことになりますので、担保割れ物件の場合には次のような方法をとることになります。
■買換えローンを利用する
■担保に入れられる別の物件を提供する
■足りない分の自己資金を用意する
担保割れ物件の買換えの場合は、マイホームの売却代金の受取りと旧ローンの完済、新ローンの融資の実行、購入代金の支払い、抵当権の抹消と設定などがスムーズに行われる必要がありますので事前の準備が重要になります。
買換えローンを利用するとは?
住宅ローンが残っている物件の買換えでは、物件の担保評価が一番ネックになるわけですが、買換えの際には一度現在のローンを完済しなければならないので、物件の売却資金がローンの残高に満たない場合には、何らかの方法で不足分を準備する必要があります。
このような際に金融機関では買換えローンというものを取扱っていますが、借換えローンを利用すると、購入物件の担保評価の最高300%程度まで借入れることができます。
ただし、金融機関によっては買換え物件については提携不動産会社が取扱っている物件のみであったり、上限金額や収入基準が異なっていたりしますので、実行する際にはしっかり事前調査をする必要があります。
ちなみに、買換えローンを利用するには、一定期間延滞がないことなども条件になっていますので、普段から計画的に返済していることが大切になります。 |